無錫の太秦映画村!「無錫三国影視城」で三国志の世界に迷い込む
中国に興味を持つ人のうち、三国志から入ったという人は想像以上に多いと思われる。それほど日本人の三国志好きは有名だ。一昔前まで、三国志といえば横山光輝の漫画かNHKの人形劇だったが、今やアニメやゲームのモチーフになり、日本のメディアとなって世界中に広がっている。無論、中国も例外ではなく、ある三国志を日本のゲームで知った少年は、「三国志は日本の話だと思ってた」と発言し、大きな注目を集めた(もちろん悪い意味で)。おそらく一般の中国人より、日本人の方が遥かに三国志のことを知っていると思う。
さて三国志といえば、成都や赤壁など聖地的な場所が存在するが、実は無錫にもファン垂涎の観光スポットがある。ん?南京や合肥ならわかるけど、というご意見はごもっとも。実は無錫にあるのは、1994年に中国で放送された「三国演義」のセットなのだ。実に35万㎡という広大なセットには、三国志の名場面が勢揃い。今では「無錫三国影視城(wú xī sān guó yǐng shì chéng:ウーシサングオインシーチェン)」という名のテーマパークとして人気を集めている。
それでは、見所を三国志の時系列に沿って紹介していこう。まずは、劉備・関羽・張飛の三人が義兄弟の契りを交わした桃園の誓いだ。
続いて董卓と袁紹率いる反董卓連合軍が戦った虎牢関の戦い。張飛と呂布の一騎打ちに関羽と劉備が参戦する有名なシーンをショーとして見せてくれる。
敷地の奥には、劉備が孫夫人と挙式を挙げた甘露寺も。本物は無錫にほど近い、南京の手前の鎮江というところにある(黒酢で有名なところ)。
そして、「無錫三国影視城」最大の見所が赤壁である。おそらく、このシーンを撮りたいために、巨大な湖のある無錫をロケ地に選んだのだと思う。
ちなみに、園内では撮影用のコスチュームを借りられるので、ぜひコスチュームに身を包み、英雄になりきって楽しもう。
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<DATA>
无锡三国影视城
交通:無錫駅からバス82路で三国城下車、すぐ。
時間:7:30-17:00
料金:90元 水滸城とのセット券150元
<今日の中国語>
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